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行政書士と経営学④

行政書士と経営学④ 組織がなかなか変革できないことを、「組織の惰性」という。 進化心理学の観点からいうと、人間を含む多くの動物が「現状維持バイアス」をもつのは、生存に有利だからである。 進化のなかで人間が適応してきた狩猟・採集時代の環境では、安全が確保されていることを繰り返...

行政書士と経営学③

行政書士と経営学③ 人々は、入手経路によってお金に区別をつける。入手経路が異なっているからと言ってお金に区別はなくお金の価値は同じである。 例えば、ポケットに入れて置いた5千円で買ったコンサートのチケット1枚と、5千円札1枚のうち、チケットを紛失した場合、...

行政書士と経営学②

行政書士と経営学② 遠くまで行って買い物をする場合、時間が余計にかかる。この余計にかかる時間を有効に使えるとすると、余計にかかる時間を機会を逃す費用ということで経営学上は「機会費用」と言われている。 例えば、遠くに買い物に行くことで、20分余計に時間がかかるとすると、この2...

行政書士と経営学①

行政書士と経営学① 費用対効果(効率)=収益÷費用である。 例えば、1000万円の収益を上げるのに950万円を要したのであれば、費用対効果は約1・05であり1より大きいので黒字経営である。 複数の選択肢がある場合、費用対効果の大きなものから優先して実施する。この考え方は「費...

行政書士とマイナンバー16

行政書士とマイナンバー16 士業の業務は基本的には、「法定業務」である。士業が「法定業務」以外の業務をすることはタブーであるとされている。 しかし、こんな風に考えることはできないだろうか? 士業の基本業務はコンサルティングであり、結果として「法定業務」を行う。...

行政書士とマイナンバー15

行政書士とマイナンバー15 「マイナンバーバブル」後は士業の仕事が激減する! おそらく、三年から五年も経てば、多くの企業が対応を終え、マイナンバーが「日常」になっているはずだ。 結果、さまざまな行政手続きが簡素化され、士業の仕事が激減するということになる。...

行政書士とマイナンバー14

行政書士とマイナンバー14 マイナンバーは万が一にも漏洩してはいけない。情報管理を徹底しなければならないのである。 顧客情報が漏洩したら、取り返しのつかないことになる。そのためには、事務所職員に対する周知徹底及び徹底した教育が必要である。...

行政書士とマイナンバー13

行政書士とマイナンバー13 マイナンバーに関してのセキュリテイポリシーは勿論のことではあるが、同時に就業規則を作成することを忘れてはならない。 就業規則については、作成することで組織運営がむずかしくなる場合がある。そのため、社会保険労務士に相談してから作成すべきだ。...

行政書士とマイナンバー12

行政書士とマイナンバー12 マイナンバーを適切に管理するためには、 プライバシーポリシー(マインバーをどのように扱うかなどについて定めたもの)を策定することが必須だ。プライバシーポリシーの他にセキュリテイポリシー(情報セキュリティ対策の方針などを定めた行動指針)も策定しなけ...

行政書士とマインバー11

行政書士とマイナンバー11 マイナンバーカード制度では、これまでにない重い罰則が設定されている。 マイナンバーを取り扱う事務に従事する者が、正当な理由なくてマイナンバーを含む情報を提供した場合、懲役4年または200万円以下の罰金に課せられる。...

行政書士とマイナンバー⑩

行政書士とマイナンバー⑩ マイナンバーの安全管理に関しては、ガイドラインが作成されている。 ガイドラインの内容であるが ①基本方針の作成(組織として安全管理に取り組む) ②取扱規程 マイナンバー情報を複製及び送信、マイナンバーが保存されている電子媒体等の外部への送信について...

行政書士とマイナンバー⑨

行政書士とマイナンバー⑨ マイナンバーの記載が追加される書類は次のとおりである。 ①社会保障  ・被保険者資格取得届  ・被扶養者届  ・傷病手当金申請書  ・限度額適用認定申請書  ・離職票 ②税制度  ・法人税及び地方法人税申告書  ・消費税及び地方消費税確定申告書...

行政書士とマイナンバー⑧

個人の場合、マイナンバーカード対応はマイナンバーカードを申請して交付を受けるだけなので左程問題はないと思われる。 しかし、企業の場合は対応が難しい。つまり、どの①書類がマイナンバーカード対応になるのか。②マイナンバーカード対応になるときどんな記載が必要なのか。③誰の番号を収...

行政書士とマイナンバー⑦

行政書士とマイナンバー⑦ マイナンバーは外部に漏洩する可能性がある。 既にマイナンバーを導入している韓国では「なりすまし」による年金や医療給付金の不正受給が多発したという。 マイナンバーは顔写真で本人確認しているが万全とはいいがたい。最悪の場合、不正利用しようとする人の顔と...

行政書士とマイナンバー⑥

行政書士とマイナンバー⑥ 私はマイナンバー相談員である。ネット申請でマイナンバーカードを作成している。 市町村らの通知カードがあれば簡単にマイマンバーカードをネット申請することができる。証明写真はアプリで作成している。 マイナンバーカードの作成の流れであるが...

行政書士とマインナンバー⑤

行政書士とマイナンバー⑤ マイナンバー導入の目的であるが、なんと言っても、縦割行政の弊害を克服するということではないか。 実際、基礎年金番号や健康保険被保険者番号などがなんの関連もなく、同一の個人情報が非効率的に管理されていた。...

行政書士とマイナンバー④

行政書士とマイナンバー④ マイナンバーにあまり興味がない人が多いように感じるが、マイナンバーは知らないではすまされないのだ! マイナンバーとは、住民票を全ての人に一人一つの12桁の番号付けて「社会保障」「税制度」「災害対策」の三分野で効率的に情報管理するツールである。正確に...

行政書士とマイナンバー③

政書士とマイナンバー③ マイナンバーで生まれるビジネスチャンスであるが ①顕在ニーズ 〇マイナンバーを理解したい ⇒情報が価値になる。⇒セミナーなどによる情報提供 〇マイナンバーを全従業員に周知したい ⇒研修代行 〇規定・書式を整備したい...

行政書士とマイナンバー②

行政書士とマイナンバー② マイナンバーに対応しないと、厳しい罰則を課せられる。 マイナンバーは個人情報を取り扱うため、厳しい罰則が非常に重く決められている。 罰則は四年以下の懲役または200万円以下の罰金と他に類を見ない重さである。マイナンバー法は厳しい法律であり、全ての企...

行政書士とマイナンバー①

行政書士とマイナンバー① 行政書士にゴールドラッシュが到来した。 「マイナンバーカード制度」である。 理由はマイナンバーカード対応が事業の規模に関係なく日本の企業すべてに強制になったからである。企業はマイナンバーカード に対応している専門家を早急に探し出さなければならないか...

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