202X年ある日の行政書士第6話
- ezily5
- 2022年2月15日
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202X年ある日の行政書士 第6話 オルガと別れて、自宅のドアノブに手をかけると、隆はオルガから聞いた「デジタル遺言」を思いだした。 「どうして、オルガの客は「デジタル遺言」なんて言い出したのだろう。」隆は革張りの高級ゲームチェアに身を預けるとひとりごちた。 隆は、自作の超高性能PC(256GB~512GBのPCIe M.2 SSD搭載、複数作業に最適なマルチコアプロセッサーと大容量メモリ NVIDIA® GeForce GTX/RTXグラフィックス搭載、静音ながら効率的な排熱が可能)を立ち上げた。PCはアッいうまに立ち上がっ た。 音声入力で検索、サイトはすぐ見つかった。スマホで音声遺言をしてブロックチェーンでクラウドに保存するシステムらしい。 もちろん、現時点では、ブロックチェーン化されていても法的には 有効ではない。 隆は机の引き出しから、オキュラスゴーグルを取り出して装着しオルガのメタバース会議室に入った。
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