top of page
  • ezily5

行政書士と老じたく26

行政書士と老じたく26

死後事務委任契約を作成時確認する事項は次のとおりである。

1相談したい内容

 ①自分が認知症になったときに備えて

  財産の管理を考えたい。(後見、信託)

 ②介護施設に入所する際の身元引受

 ③葬儀の内容

 ④財産の引継ぎ

2家族の構成・人間関係

 ①家族構成

 ②遺留分などトラブルが発生する可能性がある。

 ③家族関係が良好かどうか。

3財産構成

 ・不動産

 ・金銭

 ・株

 ・ペット

4仕事・勤務先・収入

 ・勤務先

 ・職種

 ・月収

5葬儀・火葬について

 ・墳墓希望か

 ・散骨希望か

 ・埋葬する場所や散骨したい場所

6病気の有無・病状・かかりつけ医について

 ・持病

 ・かかるつけ医

 ・服用している薬

7保険契約について

 ・生命保険、医療保険、損害保険の加入状況

 ・保険料(月額)

 ・保証内容

8住居の状況について

 ・住所

 ・家賃

 ・管理会社

9遺品の取り扱いについて

 ・特定の人に形見分けしてほしい

 ・仏壇などの処分方法

 ・プライバシーに配慮してほしい物品があるか

10公共サービスやクレジットカードの利用・契約状況について

 ・電気・ガス・水道などの契約状況について

 ・電話(固定・携帯)インターネットなどの通信サービス

 ・新聞・雑誌などの定期購読契約

 ・クレジットカード

 などの契約先、月額利用料、料金の支払い方法

11納税状況について

 ・固定資産税や住民税の年額

12SNS等サービスの利用状況について

 ・使用しているSNSのID及びパスワード

13LINE,フェイスブック、ブログ、その他

閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

行政書士とAIエージェント④

行政書士とAIエージェント④ CHATGPTIは大規模言語モデルと呼ばれるAIである。CHATGPTの質は、CHATGPT入力分である「プロンプト」の質の大きく依存する。 ただし、プロンプトの作成作成は「プログラミング」と同様の知識を必要とする。そのため、プロンプトデイザイナーという職種まで発生している。 AIエージェントは、チャット型AIの課題を解決できる仕組み である。AIエージェントは大規模

行政書士と戸籍⑨

行政書士と戸籍⑨ コンピュータシステムによる戸籍の記載事項は、コンピュータシステムによる記録事項証明書記載例に次のように定められている。(戸籍法施行規則第731条) なお、戸籍の一部事項証明書及び除かれた戸籍の一部証明書は、相続人を確定する資料とはならない。 ①戸籍の全部事項証明書 ②戸籍の個人事項証明書 ③除かれた戸籍の全部事項証明書 ④除かれた戸籍の全部志向証明書 つまり、相続人の確定には上の

行政書士と戸籍⑧

相続における戸籍の見方であるが まず、人の死亡によって相続が発生すると死亡した被相続人の現在戸籍(単身の場合は、全部戸籍除籍)から被相続人から出生によって入籍した戸籍まで辿らなければならない。つまり、多くの種類の戸籍、除籍及び改正原戸籍によって相続人を探索し、相続人を確定しなければならない。 確認方法は 明治31年式戸籍(戸主となりたる原因及び年月日欄が設けられている。) ⇒大正4年戸籍(戸主とな

bottom of page