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行政書士と老じたく④

  • ezily5
  • 2024年3月30日
  • 読了時間: 1分

行政書士と老じたく④

誰に「任意後見人」を依頼するかということは重要な問題だ!

実は任意後見人には資格など必要なく誰でもなれる。社会福祉協議会などの法人でも任意後見人になることができる。親友でもなれるのである。

だだし、任意後見をお願いする人の要件がある。

要件は

①任意後見制度を理解しているか。

②家族、特に配偶者が賛成しているか

③ギャンブルやサラ金に手を出していないか

④地方勤務ということはないか

⑤住所が遠方でないかどうか

⑥20歳程度は歳が離れているか

⑦報酬について話し合いがついているか

である。

任意後見にお願いするのは、財産管理と身上監護である。何を頼むかは任意後見契約「代理権項目」に記載することになっている。財産には、ローンを払い終わった自宅も該当する。その自宅を担保に「シルバー資金融資制度」リバースモーゲージによって生活資金を借りるという方法がある。

また、「長期生活支援資金」を都道府県社会福祉協議会が貸し付けるという制度もある。

任意後見「代理権項目」のなかにリバースモーゲージを記載しておくのもよいかもしれない。

 
 
 

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