top of page

行政書士と刑法基礎33(教唆犯、幇助犯)

  • ezily5
  • 2022年10月21日
  • 読了時間: 1分

行政書士と刑法の基礎34(教唆犯、幇助犯)  共同正犯と異なって、教唆犯、幇助犯は犯罪に自らは係わっていない。教唆犯・幇助犯には自分で犯罪を行う意思はなく他人に犯罪をさせようという意思はあるということである。  教唆とは、もともとは犯罪をする意思がなかった者に対して行うものである。  つまり、共同正犯と教唆犯との違いは自ら犯罪行う意思があるかどうかである。共同正犯は①共謀②実行行為に匹敵する重要な役割が要件であるが、②がない場合は教唆犯ということになる。  幇助犯は教唆犯と似ている。幇助とは、他人が行う犯罪の実行行為を助けるということである。幇助犯の助けるとは、物理的だけはなく精神的な場合を含んでいる。  幇助犯の因果関係は促進的因果関係である。つまり、実行行為を強化して結果の実現を促進する関係だ。幇助犯は実行行為との因果関係が重要なのである。

 
 
 

最新記事

すべて表示
行政書士とみんなが支持するSDGs⑭

行政書士とみんなが支持するSDGs⑭ 海の豊かさを守ろう 目標14 海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保存し、持続可能形で利用する。 「2025年までに、陸上活動による海洋体積物や冨栄養化をはじめ、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に減少させる」など、10のターゲット...

 
 
 
行政書士とみんなが支持するSDGs⑬

行政書士とみんなが支持するSDGs⑬ 気候変動に具体的な対策を 目標13 気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を散る 「気候変動対策を国別の政策、戦略および計画に盛り込む」など、5つのターゲットからなる目標です。小さな企業や組織としてできることは限られるかもしれませ...

 
 
 
行政書士とみんなが支持するSDGs⑫

行政書士とみんなが支持するSDGs⑫ 目標12 つくる責任 つかう責任 持続可能な消費と生産のパターンを確保する。 「大企業や多国籍企業をはじめとする企業に対し、持続可能な慣行を導入し、定期報告に持続可能性に関する情報を取り込むよう奨励する」など11のターゲットからなる目標...

 
 
 

コメント


bottom of page