top of page

行政書士と刑法の基礎①

  • ezily5
  • 2022年9月18日
  • 読了時間: 1分

 大阪行政書士会「虚偽告訴」事件では、行政書士は「刑法を知らない。」ということが白日の下に晒された。  行政書士試験の科目に「刑法」を追加すべきではないか?法律関係の仕事に「刑法」は欠かせないからである。少なくとも基礎くらいは知っておく必要があると私は思う。  さて、刑法の基礎であるが、刑法には、次の2つの機能がある。 ①「法益保護機能」  窃盗罪なら、「個人財産」、殺人罪なら、「個人の生命」を、 覚醒剤使用罪なら、「社会一般を守る」というのが法益に当たる。  ②「自由保障機能」  刑法に書いていない行為は自由にしてよい”と保障する機能をいう。 「虚偽告訴罪」の法益は「個人の尊厳を守る」ことであり、刑法に「虚偽告訴罪」が明記してあるので、懲戒は虚偽であってはならないのである。大阪行政書士会は行動を起こす前に刑法に明記してある行動なのかどうかを最低限確認すべきあったと私は思う。

 
 
 

最新記事

すべて表示
行政書士とみんなが支持するSDGs⑭

行政書士とみんなが支持するSDGs⑭ 海の豊かさを守ろう 目標14 海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保存し、持続可能形で利用する。 「2025年までに、陸上活動による海洋体積物や冨栄養化をはじめ、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に減少させる」など、10のターゲット...

 
 
 
行政書士とみんなが支持するSDGs⑬

行政書士とみんなが支持するSDGs⑬ 気候変動に具体的な対策を 目標13 気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を散る 「気候変動対策を国別の政策、戦略および計画に盛り込む」など、5つのターゲットからなる目標です。小さな企業や組織としてできることは限られるかもしれませ...

 
 
 
行政書士とみんなが支持するSDGs⑫

行政書士とみんなが支持するSDGs⑫ 目標12 つくる責任 つかう責任 持続可能な消費と生産のパターンを確保する。 「大企業や多国籍企業をはじめとする企業に対し、持続可能な慣行を導入し、定期報告に持続可能性に関する情報を取り込むよう奨励する」など11のターゲットからなる目標...

 
 
 

コメント


bottom of page