top of page

行政書士と内容証明郵便⑩ー2

  • ezily5
  • 2024年7月7日
  • 読了時間: 2分

行政書士と内容証明郵便⑩ー2


買主が売買料金を支払わないときは、相当の猶予期間を定めて、売主が請求いたします。


 請求したにもかかわらず、買主が支払わない場合は、売主は契約解除できる。代金の請求書は、やがて契約を解除する前提なる。



代金請求書を出したにもかかわらず、買主が応じない場合は解除通知を出すことになる。この通知にもかかわらず、買主が代金の支払いをしないときは、自動的に契約は解除になる。



面積不足の場合の代金減額と契約解除


計測してみると売買した土地の面積が登記事項証明書と異なっている場合がある。実際の面積が少なかった場合は、買主は不足部分の割合に応じ代金の減額を請求できる。面積が少ないことがわかっていたら買わなかったという事情がある場合には、売買契約を解除できる。



ただし、特に面積を指定しない売買の場合は、実際の面積が少なくても代金は減額してもらえない。登記事項証明書の面積と、実際の面積が食い違っていることは常識になっているので、実際の面積と異なっているからといって文句はつけられない。



また、一定の面積があることを条件とした売買の基礎になっている場合、たとえば、1坪100万円の売買で代金を1億円と定めたような売買は、面積を特に指定した売買になる。

 
 
 

最新記事

すべて表示
行政書士とみんなが支持するSDGs⑭

行政書士とみんなが支持するSDGs⑭ 海の豊かさを守ろう 目標14 海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保存し、持続可能形で利用する。 「2025年までに、陸上活動による海洋体積物や冨栄養化をはじめ、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に減少させる」など、10のターゲット...

 
 
 
行政書士とみんなが支持するSDGs⑬

行政書士とみんなが支持するSDGs⑬ 気候変動に具体的な対策を 目標13 気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を散る 「気候変動対策を国別の政策、戦略および計画に盛り込む」など、5つのターゲットからなる目標です。小さな企業や組織としてできることは限られるかもしれませ...

 
 
 
行政書士とみんなが支持するSDGs⑫

行政書士とみんなが支持するSDGs⑫ 目標12 つくる責任 つかう責任 持続可能な消費と生産のパターンを確保する。 「大企業や多国籍企業をはじめとする企業に対し、持続可能な慣行を導入し、定期報告に持続可能性に関する情報を取り込むよう奨励する」など11のターゲットからなる目標...

 
 
 

Comments


bottom of page