行政書士と会社設立３８

行政書士と会社設立３８

登記所がコンピュータ庁の場合は、登記内容をOCR申請用紙に記入しなければなならない。

OCR用紙は登記所の窓口で受け取ることができる。自動車登録申請の場合と同じようなものと思って貰えばよい。自動車登録OCR申請の場合、登録の住所コードを入力する。コード番号は役所備え付けの手引きで確認して間違いのないように入力しなければならない。

自動車登録OCR申請と異なっているのは、登記所OCR申請はパソコンで入力しなければならないことである。文字の大きさや文字数に決まりあるので注意が必要である。書き損じて訂正するは横線を引いて、訂正内容を用紙左下にある訂正枠内に記入しなければんらない。

OCR申請の外に、登記記載事項をテキストファイル化し、電子媒体などに保存して、用紙とともにデータで提出する方法もある。データで提出する方法はミスが少なくなるメリットある。

OCR申請の場合の注意事項を以下に示す。

①パソコンで記入すること。

②文字の種類・大きさを一定すること。

③行間隔、文字間隔を途中で変えず一定にすること。

④１行の文字数は３５文字とすること。

⑤使用するインクの色は、黒か黒に近い色とし、濃さにムラがないこと。

⑥半角文字や倍角文字、また斜体や下線など、文字修飾はしないこと。