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行政書士と会社設立⑮

  • ezily5
  • 2024年8月2日
  • 読了時間: 1分

行政書士と会社設立⑮

会社の経営で重要なのは、「損益分益点」である。

損益分益点とは、事業を行った結果、利益になるのか損失になるかの境目となる売上額である。

起業する場合損益分益点にたどり着くまでが、大変重要である。損益分益点を超えてしまえば、利益は売上に比例して増加する。

利益と損失の採算ラインを知るためには、費用を「固定費」と「変動費」に分けて考えることが重要である。

変動費は、売上高に比例して増減する費用である。材料費や通信費などが該当する。固定費とは従業員の給料や備品の基本使用料など一定期間に必ず出る費用のことである。

電話代を例にとると、通話料は変動費、基本使用料は固定費というように費用を分解して考えることが必要である。

具体的には

売上高 1,000円/杯

変動費 200円/杯

固定費 30万円/月

限界利益 売上高ー変動費(/月)

の損益分益点売上高の計算であるが

損益分岐点売上高=30万円(固定費)÷(1-限界利益(0.2))=375,000円このラーメン屋では月間375,000円以上、つまり375杯以上の売上があれば赤字にはなりません。

 
 
 

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