終活と行政書士24(自然葬)
- ezily5
- 2020年10月19日
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終活と行政書士24(自然葬) 最近では、お墓に入らないで「散骨」「樹木葬」いわゆる「自然葬」を希望する高齢者が増えているような気がする。 現在、日本で可能な自然葬は「散骨」と「樹木葬」に集約される。 「散骨」であるが、かつては違法でないかと言われていたが、現在では、「法務省の正式な見解として、節度を持って行われる限り」において葬送のひとつと認められるようになった。 次に「樹木葬」であるが、樹木を墓標にし、土中に遺骨を埋葬するものだ。墓地を利用するものの、自分自身の遺骨を自然に還したい、自然の一部となりたいという死生観を持つ方々の思いに応える葬送である。 「自然葬」に関する法律は、「墓地埋葬等に関する法律」であるが、その法律に次のように自然葬の基準が定められている。 骨について *骨だとわからない形状にすること *遺骨はおおよそ2mm以下に細かく粉砕すること 場所について *他人名義の土地は禁止。もしくは許可をとること *他者に迷惑が及ばないよう配慮すること *環境問題に配慮すること 自然葬のメリットであるが ①費用が低く抑えられる ②「遺族への負担がかからない」 自然葬のデメリット ①遺骨がないので後から墓を建てられない。 ②墓は旅立つ方のためだけでなく、ご遺族のためのものでもあるので、家族の理解が得られない。 自然葬の費用 小型の船のチャーター代金等18万円~25万円 樹木葬 ①樹木葬は法律により墓地として認められた場所に埋葬するので、「埋葬料」のほか、「永代使用料」「運営管理費」がかかる。 ②埋葬料・永代使用料の相場は25~60万円 ③合葬タイプ、合祀タイプも一般的です。合葬タイプはひとつの区画に多くの方の遺骨を個別に埋葬するもので、合祀タイプは遺骨を個別には取り扱わない。こうしたケースでは10~20万円といった料金が多い。ただし「運営管理費」が含まれているケース、含まれていないケースがあるのでであらかじめ確認が必要だ。 私見であるが、身寄りのない人などは、自然葬も選択の一つだろう。

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