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小説 田舎行政書士 BCP策定第8話

  • ezily5
  • 2020年2月2日
  • 読了時間: 2分

小説 田舎行政書士 BCP策定第8話

とうとう、疑似症サーベイランスが始まった。各医療機関において、新型コロナウィルス感染症と思われる症例に対応した場合、保健所に届出しなければならなくなった。検査も地方の衛生研究所で実施できるようになった。

つまり、各都道府県が独自に新型コロナウィルス対策ができるようになったわけだ。問題は、各都道府県がマンパワーの関係で十分な対応ができるかということだ。 https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/PDF/wuhan_200110.pdf 地方の医療機関の院内感染対策についても、院内感染症対策についても国立感染症研究所から通知がなされ、地方の各医師会からも傘下の各医療機関に通知がなされている。

問題は、地方の医療機関の院内感染対策の実態はどうなのかを行政が把握し、不適切な場合は、指導しなければならないということだ。

驚いたことには、江尻は県から感染症危機管理アドバイザーの委嘱を受けたのである。勿論、専門家である県立医大の教授数名もアドバイザーの委嘱を受けたことは言うまでもない。

江尻は週一回程度は、福島県庁に設置された感染症対策センターまで出向かなくてはならなくなった。

新型コロナウィルス感染症関係の情報については、適宜、メールで情報が江尻のもとに送られてくる手はずになっている。

いわきから福島までは高速で2時間程かかるので、正直言って結構大変だ。しかし、やるしかないのである。

「あなた、そんなことに係わらないで。感染したらどうするの。」妻にアドバイザーに県から委嘱されたことを告げると手厳しく叱責された。こちらの方の対策も問題ではある。

「は~」江尻は妻の手厳しい言葉にため息をついた。

 
 
 

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