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小説 田舎行政書士 BCP策定第3話

  • ezily5
  • 2020年1月27日
  • 読了時間: 2分

小説田舎行政書士 BCP策定第3話

「山形君、大変なことになったね。」江尻は、所長室に山形と一緒に入るとドアが完全に閉まっていることを確認すると小声で言った。

「ネット情報によると、武漢は地獄と化していますね。」山形は顔を曇らせた。山形は所長室にある自分のパソコンを開いてtwitterを立ち上げた。PCには、地獄と化した中国武漢の様子が写しだされた。

「山形君、いわき市には、中国人が何人くらいいるのかね。」 江尻は、PC画面を見つめながら言った。

「約600人くらいですかね。県内では3番目ですね。」山形は不安げな表情をして言った。

「600人もいるのか。」江尻は、一瞬驚いたような表情を見せた。

「いわき市の対策はどうなっているのかね。」江尻は、せっかち言った。江尻の興奮したときのいつもの癖だった。

「県で22日に対策会議を開催しました。対策会議で、県内で発生が確認された場合、県対策本部会議を開き、対応を協議。予防・まん延防止に向けて患者とその接触者の健康観察を実施するほか、医療機関に帰国者、接触者に対応した外来設置と入院病床の確保を求める。さらに県民生活に混乱が生じないよう、生活用品やマスクなどの買い占めをしないよう要請する。県は「マスクの着用や手洗いなど通常の感染症対策が有効」(地域医療課)としており、引き続き注意喚起していく。」山形はデスクにある会議資料を手にすると読み上げた。

「県の技監は今、誰がやっているんだ。」江尻は確認するように言った。

「以前、いわき市保健所で生活課長をしていた広田さんです。」山形は江尻の表情を伺いながら言った。

「知事には、退職の時、広田君を推薦しておいたが。知事は約束を守ったんだな。」江尻はホッとしたように言った。

「山形君、僕はね。行政書士は、行政にアドバイスできるくらいの能力が必要だと思うんだよ。」江尻は、ソファーに腰を降ろすと持論を語り始めた。

 
 
 

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