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天才行政書士VS弁護士第17話

  • ezily5
  • 2020年8月9日
  • 読了時間: 2分

天才行政書士VS弁護士第17話 「法と正義」の問題は複雑だ。例えば、沖縄米軍基地使用に関する沖縄県知事の代理署名がそのいい例だ。

「日米安保条約」を遵守することは、もちろん、「正義」であることはいうまでもない。一方、沖縄県民の「米軍基地撤去」の意志を汲んで、代理署名を拒否することも「正義」と言えなくもない。

訴訟事例で言えば、バードウッチングのサンクチュアリを保護することは「正義」と言える。少なくとも、一般市民に悪影響及ぼすことはないからだ。 広大な公園に隣接したバードウッチングのサンクチュアリは市民に歓迎されていると思う。おそらく、業者は格好の住宅地として訴訟地を格安で入手しようとしているだろう。10万haある訴訟地の価格が163万円程度であるとは信じられない。 訴訟地に隣接した土地に市民公園を造成する際は、父が市と協議して、地主一人当たり3000万円程度を獲得している。お金で「正義」うんぬんは言えないが業者と弁護士がやろうとしていることは明らかに「不正義」だ。 業者は市民の「無知」につけ込んで、裁判を提起してまで訴訟地を入手しようとしている。それに加担する弁護士。屋敷の中にある手入れされた庭を眺めながら、江尻は訴訟地に思いめぐらした。 と、屋敷の庭に一台のランドクルーザーが駐車した。車から降りてきたのは「野鳥愛好会」の仲間相川 奈美だった。 「バードウォツチングの帰りなの。江尻さんの住まいから近いのね。バードウォツチングの山。」相川 奈美は玄関に入るなり言った。

 
 
 

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